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安田城(やすだじょう)は富山県富山市婦中町安田にあった戦国時代末の日本の城(平城)。存城期間が短かったため後世の改変がなく、当時の遺構をほぼそのまま残す全国的にも貴重な城跡である。1981年、「安田城跡」の名称で国の史跡に指定された。 == 構造 == 城跡の広さは東西約150メートル・南北約240メートル、約34,000平方メートルで、本丸・二の丸・右郭の三郭(これらの郭名称は現在の便宜上のものであり当時の呼称は不明)からなり、城の東側を流れる井田川から水を引き込み周囲に水濠を構えていた。軸線のずれや、本丸を囲む水濠に一部が削られた右郭の形状から、当初は二の丸・右郭の二郭から成っていたものに本丸が追加造成されたものと考えられている。本丸北東隅は井田川の堤防造成により失われているが、それ以外は往時の遺構をそのまま残している。殊に、本丸は東西約90メートル、南北約80メートルの方形であるが、その郭規模に対し基底部長が約14メートルという非常に幅広の土塁を四周に備えるという特異な点がある。なお、本丸北東隅に櫓が設けられていたのではないかと推定されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「安田城 (越中国)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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